スチュワーデス希望がいつの間にか看護師に

東京都/30歳/女性/総合病院7年 訪問看護1年

癌専門病院に勤務して8年目の30歳です。結婚1年目で子供はまだいません。

スチュワーデス希望から看護師へ

元々はスチュワーデスになりたくて看護大学に入りました。
私が大学に入る頃は今以上にスチュワーデスの人気が高く、英語で人より抜きん出る自信のなかった私は、他のことで人と何か差をつけなければと思っていました。
そんな時に、空で急病人が出た時のために看護師の資格があると強いと聞き、看護大学に入りました。
今思うと、何の経験もない資格など持っていても無意味ですが、当時はそういったことは考えられず浅はかな考えで看護大学に入学してしまいました。
そして、4年生の看護大学を卒業しそのまま看護師になりました。
看護実習を通して、深く患者さんと関わっていくなかで、看護師の仕事に魅力を感じ、気づけばスチュワーデスになりたい気持ちはなくなっていました。


患者さんや家族を笑顔に出来る看護師でありたい

私の職場は、急性期の方からターミナルの方までいらっしゃる病棟です。
看取りも多く、精神的に苦しいことも多いですが、スタッフの関係が良いため協力して日々仕事をすることができています。
気づけば看護師になり8年目で、病棟全体の褥瘡対策と、教育係をしています。
教育係は5年目以降ずっとしています。
看護師として、自分の言葉や行動で患者さんやご家族が笑顔になったり安心したりといったことがあると嬉しく思います。
病院の特色上、辛い思いをされている方が多いので、少しでも苦しみから解放されたのを見るとこちらも安心できます。
逆に、経験を積んだ今でも見取りのタイミングは難しいですし、慣れることはありません。
あまり早くからご家族を呼んでしまってもご家族を疲れさせてしまいますし、遅くなって間に合わなかった場合、ご家族がショックを受けることもあります。
それぞれの状況があるので分からないのが当たり前ですし、その場に立ち会うことが全てではないとはいえ、あの時にああしていれば…と後悔することが多々あります。

人の人生に責任持って寄り添える看護師を目指す

自分の考え方や行動で、落ち込んでいた人の心が一時的でも明るくなったり、場合によっては今後の人生観が変わったとまで言っていただけたりすることもあります。
自分の言動が力になれることを感じやりがいがあります。
そんな私が今目指しているのは、きちんとアセスメントしたうえで人と関わり、発言できる看護師です。
正直、8年目ともなると、なんとなくやってきた感覚で、深くアセスメントしてなくても業務として遂行することができてしまいます。
ハタから見たら、それでもやっていることに大きな差はありません。
そうして働いている人も多くいます。
しかし、人の人生に関わる仕事である以上、人と接するなかで人だからこそ感じられること、考えられることを受け止め関わっていける看護師になりたいと思っています。